ダイニチのファンヒーターを長年使っています、もう10年位になるかな?hhhエラーがたびたび発生するようになったので、もう買い換え時なとふと思ったが、それでも直るものなら直して使ってみることにしました。
hhhエラーの原因の最大のポイントは点火プラグに付着したシリコンなので紙ヤスリで磨いて落とせば直ります。
自分で修理したらあんがい簡単にできたのでhhhエラー困っている方の参考になればと思って直した工程を写真付きでまとめてみました。
事前に準備する物としては、たったの3点ですので手間がかかりませんでした。
ただやすりだけは手元に無かったのでホームセンターに買にいきました。
- プラスドライバー
- サンドペーバー(やすり)
- キッチンペーパー
エラー表示と処置方法の簡単な説明は給油タンクのフタの裏に貼ってありました。
HHH:原因は「不完全燃焼の通知または再点火防止で点検と修理が必要です」と書かれていました。
この点検と修理は保証期間内ならメーカーに出す選択肢もあるが保証期限外ですのでメーカーに出して5千円以上も掛かるようなら新品を買った方が早いですよね。
そんな訳で自分で初挑戦でした、もうダメもとで取り組みましたが意外と簡単だったのでビックリしました。掛かったお金はサンドペーパーを買っただけですみました。
ダイニチのファンヒーターFW-32E2を修理
コンセントからプラグを抜いて作業の開始ですが、まず正面のカバーを外します。カバーの下の両端にあるプラスネジを2個外します。
女性であっても簡単にネジは外せます。
全面パネルはネジを外したら軽く上に持ち上げなら手前に引っ張れば簡単に外れます。
全面パネルを外した様子です、左側下に燃焼部のカバーがありますのでこのフタを外します。
燃焼部のカバーの部分を拡大しました、この下の方にあるネジ2本と両端のツメを立ててこのカバーを外します。
このツメは柔らかいので手でも曲げれますが固ければマイナスドラバーでやってください。
燃焼部のカバーを上の方に持ち上げながら外した様子です。中には点火プラグとかフレームロッドなどが見えます。
赤丸の中の点火プラグとかフレームロッドをよ~く見ますと白くなっているのがわかりますね、シリコンが付着して点火エラーの原因となっているのでこの付着したシリコンをやすりで取り除きます。
hhhエラーの修理の最大のポイントはシリコンを取り除くことでした。
シリコンをヤスリで削りますと粉がしたの網状の気化器の上に落ちますのでキッチンペーパーなりビニールカバーなりを置いてからやってください。
紙ヤスリの180番と320番を用意して磨いてみました、数字が小さいほど粗目となります。
荒い180番でこすって仕上げに320番を使ってみました。
紙ヤスリはホームセンターや100鈞で売っています。
ワイヤーブラシがあったので点火プラグの下側に使ってみましたら、とっても磨きやすかったです。
シリコンは紙ヤスリの荒い#180の方が早く落とせます、ワイヤーブラシがあると見えない点火プラグ下側のシリコンも紙ヤスリよりも簡単に楽に落とせました。
ヤスリでシリコンを落とした前後の様子です。
beforeとafterで付着したシリコンの白い色がが落ちているのが分かりますよね・・・。黒い元の金属の色が見えるまで磨けばOKです。
シリコンが取れた後はペーパータオルを使って点火プラグとか周辺を拭き取ってキレイにしました。
この後は、外した時と逆に燃焼部のカバーのフタをして全面パネルをつけて完了となります。
最後に電源プラグをつないで点火の試験して無事燃焼するのを確認してくだい。お陰様で無事エラーのhhhも消えて正常に石油ストーブが生まれ変わって正常に使えるようになりました。
作業開始からゆっくりやっても30分もあれば十分だと感じました。
動画でも「まとめ」ましたの是非、ご覧ください。
まとめ
- hhhエラーはDIYでご自分で簡単にできます。
- エラー原因の最大のポイントはシリコンの付着ですので点火プラグなどを磨きます。
- 磨き材としては紙ヤスリとかワイヤーブラシを用意します。
- 取り外す道具としてはドライバー1本あれOKです。
- その他必要な物として、キッチンペーパー・ラップを用意しましょう。